出産
当院の分娩の特徴
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「自然な分娩」が基本
当院では、自然分娩の経過を基本にしながら、それぞれの分娩進行状況を良く見極め、医学的適応(必要性)が有れば適切な対応を迅速に行うように心がけています。
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陣痛・分娩・回復を同じ部屋で
陣痛・分娩・回復を同じ部屋で行える「LDR(分娩室)」を、和室と洋室の2部屋設けています。部屋の移動の煩わしさから解放され、落ち着いて出産に臨めます。
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ご家族みなさまでの
「立ち会い出産」が可能分娩室には、お父さんはもちろんご家族の方も入っていただくことが可能です。新しい家族の一員が誕生するその瞬間を、どうぞご家族皆さんで見守って差し上げてください。
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硬膜外麻酔による
「無痛分娩」が可能陣痛の感じ方には個人差がありますが、痛みが耐えられないほど強い場合は無痛分娩を選択できます。当院では硬膜外麻酔による方法を取っています。
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吸引分娩
吸引分娩は、子宮口が全開大しているのに、分娩が進まない場合や胎児を迅速に娩出することが必要な場合に行う医療介入です。分娩による裂傷が大きくなることが多いため当院では脊椎麻酔あるいは硬膜外麻酔のもとに行っています。
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帝王切開
帝王切開には、予定して行う選択帝王切開と、緊急性を持って行う緊急帝王切開があります。帝王切開の既往があり経腟分娩に子宮破裂のリスクが考えられるときや、骨盤位(逆子)で経腟分娩にリスクがある時などに選択帝王切開が行われます。分娩中に胎児に問題が生じたときや、分娩が進行しないときは緊急帝王切開が行われます。麻酔は脊椎麻酔で行っていますが、当院では硬膜外麻酔も併用し術後の疼痛管理に用いています。
入院の時期
次の症状の①、②が入院の目安となります。まずお電話ください。
- ①陣痛が規則的になってきたとき
- 初産婦さんなら5~10分ごと、経産婦さんなら10~15分ごとに陣痛が来るようになったら入院のタイミングです。
- ②破水したとき
- 赤ちゃんの入っている袋が破れ、尿がもれたような感覚があったとき(清潔なナプキンをあてて来院してください)
その他、生理のような出血があった、赤ちゃんの動きが少ないなど、気になることがあればお電話ください。
※血の混じったおりもの(おしるし)があったときは、お産は近づいていますが必ずしも入院ではありません。
入院の事前準備
入院に必要な物品
- 母子手帳、診察券、健康保険証
- 帝王切開予定の方のみ、手術用の腹帯(当院3階の自販機でも販売しています)
- スリッパ、タオル・バスタオル、洗面用具、ティッシュペーパー
- 退院時の赤ちゃんの服・おむつ・帽子など(入院中の赤ちゃん用品は不要、当院でご用意しています)
- 前開きのパジャマ2~3枚(分娩時にも使用します)、下着(生理用ショーツ)、ナプキン(ナイト用)産褥用ショーツ(前開きのもの)3~4枚程度、母乳パット、ウエストニッパー(必要な方)
- 赤ちゃんのお尻拭き(2つ目からは費用がかかります。お家にあれば1つ持参しておいてください)
※清浄綿、産褥用パッド、ドライヤー、洗濯用洗剤、シャンプー、ボディーソープ、食事用のお箸やコップは当院でご用意しています。
料金
無痛分娩
硬膜外麻酔基本料 | 20,000円 |
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硬膜外麻酔薬(1回) | 2,000円 |
分娩のご予約について
分娩のご予約はお電話で承ります。
ご質問・ご相談も含め、
お気軽にご連絡ください。
- 診療受付時間
- 9:00~12:00 / 18:00~20:00
- 休診日
- 木曜・土曜午後・日曜・祝日
入院についてはこちらから
出産が終わるまでの入院期間についてのご案内です。
気になることがございましたら、当院までお問い合わせください。
もちろん「こんなときはどうすればいいの?」といった疑問についても、お気軽にお寄せください。